いよいよ明日から開催するJunco Paris Archive Collection。

店頭にはすでにアーカイブアイテムが到着しております。

様々なシーズンのアイテムが一堂に会すると圧巻で、

私たちスタッフも眺めているとついつい時間を忘れてしまいます。



こちらはパリのアトリエより届いたアイテムのごく一部。

期間中は皆様いろいろなアイテムを手にとってお試しいただければと思います。

イベントの詳細に関しましては先日のブログからもご覧いただけます。→★




さて、私がJunko氏のパリのアトリエを訪れたのは去年の3月のことです。

話題のカフェやパリのファッション界を引っ張るセレクトショップなどが立ち並ぶパリのマレ地区。

そこにJunco Parisのアトリエ兼ショップがあります。

同じような石造りの建物が並ぶ中、小さな扉を開けると、

その中はJunco Parisの世界！一気に引き込まれました。

何段ものショーケースに所狭しと並べられたアクセサリーやパーツの数々。

一目見たら誰しも心躍る瞬間だと思います。


訪れたのがファッションウィークの最中ということもあり、

Junko氏は次のオートクチュール用のジュエリーと自身のシーズンコレクションの製作真っ只中。

そのときのシーズンテーマは「Le Petit Prince」（星の王子様）とういうことで、

Junko氏が集めたインスピレーションの元となるスケッチや写真などが

天井からびっしり釣り下がっており、圧倒されました。

Junko氏いわく、１つのテーマについて考えていると、そこからいろんなところに派生して、

次々とイメージやアイディアが浮かんでくるそう。

その当時も星の王子様に登場するバラやその棘、

それぞれの星などをイメージした数々のアイテムを見せてくださいました。


また、イメージだけでなく、蚤の市などでアンティークパーツやジュエリーを探して

作品に反映させることもあるそうです。

古くからのものを大切に扱い、

アンティーク市が多く開催されているパリだからこそ生まれるアイデアもありそうですね。


それぞれの年代によって、「新しく、お洒落」と思うものは違う。

今の若い世代の人にとっては自分たちのおばあちゃんがつけていたものが

レトロで可愛く新鮮。

だからこそ、ヴィンテージのアイテムに息を吹き込み新たな魅力を作りたい。

そう、Junko氏は仰っていました。

祖母や母から受け継いだものを自分流に着こなすパリジェンヌのスタイルが

Junko氏のアクセサリーにも宿っていると感じた瞬間です。


いつも溢れ出る創作のイメージを惜しみなく話してくださるJunko氏。

ぜひ皆様もJunko氏からエネルギッシュな作品への思いを伺ってみてください。

可愛くてキャッチーなアイテムそれぞれの物語が動き出すはずです。

イベント期間中の8日16時～19時は店頭にJunko氏をお招きする予定です。

実際にデザイナーとお話できる貴重な機会ですので、

ぜひ皆様お誘い合わせの上、お立ち寄りくださいませ。


3日間という短い期間ではありますが、

皆様のご来店、心よりお待ちしております。